空想四方山日記

日々の出来事に関する社会科学・倫理科学的観点から人道・道徳的社会の機微を記述する。

脳科学に関する雑感、三浦瑠麗さんのブログからの北朝鮮のミサイル迎撃に就いての推測などについて

アマゾンから、「脳科学」に関する入門というか、解説の類の新書を、3冊位と、他の「Nature」とか、「日経サイエンス」等の「脳科学」に関する特集号を送ってもらった。解説本のうちの2冊は、理化学研究所脳科学総合センターで著作・編集して、「脳科学の教科書」(こころ編)(神経編);岩波ジュニア―新書として、中高校生用或いは大学生フレッシュマン用か何かに出版したように思われる。後の、1冊は、脳科学総合研究センター長に就任されている、ノーベル生理・医学賞受賞者、利根川進先生が出された「つながる脳科学」[BLUE BACKS](講談社)である。なお、[BLUE BACKS]は、なんか、新サイトが創設されたという事であるから、この利根川先生の著作を眺めてみると、講談社ブルーバックスも再出発したのであろうか?なお、利根川先生について、昨日、別の叙述で不躾な事を記述してしまったが、何の他意もないことを申し述べて、そんな大先生についてどうのこうの述べたのではないという事をここに記しておきたい。筆者は、ド素人・アマチュアなりに、もう。別記してあるが、母国語と非母国語で教育を受けた場合の、研究活動というか、その発想というか、思索活動にどの様な影響を与えるのであろうかなどという疑問というか、発想をもうずっと以前から、抱いていて、例えば、英語圏研究者と日本人などが欧米諸国の研究機関で外国語である非母国語で意思疎通をしながら研究活動行う場合は、その差異、相違はどうなのだろうか?非母国語でも、日本人の様に、高等教育を母国語である日本語で受けられて、研究の基礎となる、知識体系も母国語である日本語の場合と、発展途上国後進国の場合の様に、教育自体も、非母国語である外国語で受けている場合などの場合に、どのような、有利・不利というか、アドバンテイジというか、反対の立場では、どの様なデスアドバンテイジを各々の研究者、何も研究者に限らず、クリエイティブな仕事に関わる職業の人々にとっても同様であろう?しかし、上記の言語の観点から考察しているので、文章家というか、文科系の(人文科学・社会科学・歴史・法学(弁護士)・経済(数学を使う最近の近代経済は、チョット、理科系に近いだろうが))研究者の方が影響が大きいと思われる。逆に、理科系の研究者は、数学という人類・世界共通の言語を駆使する度合いが大きいので(物理とか情報科学とかの方が、地学とか生物とかよりも、言語の関与する度合いが少ないと思わる。)学問というか,その分野毎に、影響の度合いが異なってくるであろうことは、全く、当然な事である。

  で、別記に、何も、脳科学研究にノーベル賞受賞後に転向した利根川先生がセンター長に就くよりも、脳の働きの数学モデルの独創的研究で知られている東大の先生、もう、名誉教授だったかな、その先生も、同じ脳科学総合研究センターに、いるのじゃなかったかな、でも、片方は、一応、ノーベル賞をもらって、名前が、一般受けしているから、所長と言うかセンター長に利根川先生がリクルートされたというか、就任を要請されたに過ぎないというのが当時の俺の見解であるが、何も俺みたいな、社会からの排斥者が、素浪人がどうのこうの、言って、評価する事でもない、する者でもないのは当たり前のことである。

 最近、若手美人国際政治学者;三浦瑠麗さんのブログに目を通しているが、ずっと以前の、北朝鮮に関するブログを昨夜は読んでみた。もう、2~3年前から、北朝鮮からのミサイルを迎撃するの米国製の陸上型ミサイルシステム「イージス・アショア」を秋田と山口の日本海側に配備するというニュースなどが報じられ、昨夜の「報道ステーション」でも、キャスター等とは別に、筆者がその以前から迎撃そのものに無理があるのではと思ってる簡単な推理を以下に、記すことにする。例えば、北朝鮮と日本との距離を、凡そ、1,000kmとすると、ミサイルの速度は、人工衛星になるには、約8km/秒であるから、大体、秒速5km/秒とすると、100km進むのに、たった、20秒しかかからない事のなる。ミサイル発射から攻撃飛行の様子は、監視衛星などで、ミサイルのロケット噴射の熱源を熱・高温度センサーなどで確認するのだろうが、発射してから直ぐにとは絶対にはいかないであろう。少なくとも、20~30秒とか1分とかは、最小限の時間がかかるのであろうなどとは、誰でも、分かる事である。1分後に迎撃ミサイルを発射したとするならば、もう、300km位飛んでいることになる。秋田や山口から、例えば、東京は、少なくとも、500kmは離れているのだから、迎撃ミサイル基地の秋田や山口にそのまま向かって来るならともかく、500kmも離れて、飛んでいるミサイルを迎撃するには、迎撃ミサイルもそこまで飛んでいかねばならないという事である。即ち、結論は、こうである。攻撃ミサイルを監視衛星か何かで発射から飛行を感知して、迎撃ミサイルを発射するまでに、もう、北朝鮮のミサイルは、300kmか500km位進んでいるのに、それを迎撃するミサイルがその迎撃地点まで、又、500km飛んでいかねばならぬとすると、その間に、攻撃ミサイルは、又500km進んでいるという事である。監視衛星で感知して、迎撃ミサイルの発射までの距離300~500kmに発射してから迎撃までの距離500kmを加えると、もう、800kmとか、1000kmになってるのであり、いくら宇宙空間までの放物線飛行をするとしても、高度は、精々、100km程度であるから(大気圏は約10kmで,100kmより上空は宇宙空間である。)、すでに、日本本土に到達していることになるのは、誰が考えても、納得せざるを得ないと思っていたのだが、防衛省とかの担当者は、当然、日本の何処に飛んできても、日本本土に達する前に迎撃できるという時間計算をしているのであろうから、そのデータを示していただけなければ、もう、「イージス・アショア」を設置する費用・経費等の何千億円とかが全くの無駄になるのではないのかと、去年か、2~3年前にそのニュースをTVか新聞で聞いたときに、ただ、思っただけであるが、何も、俺みたいのが言っても、当然、各省庁の(防衛省)担当者は、すべてのケースというか、あらゆる場合を想定して、迎撃に要する時間など検討しているのであろうから、普通、その様な検討した予備想定などの資料を支障がない限り、公開してくれなければ、国民は判断のしようがないという事である。そんなこと言うのは、俺だけとしたら、どういういう事であろうかと思っているのであるが。その他の場合にでも同様であるのだが、TVとかの放送局などのマスメディアもそのような、大体の凡そでもよいから、推定などを当然なされないのであろうかと、もう、学生のころからの、何十年も思っていることである。三浦瑠麗さんのブログの内容には触れられなかったが、次回に別のブログの題目と共に、記述することにする。